九州大学芸術工学研究院 コンテンツ・クリエーティブデザイン部門
元久留米工業高等専門学校 制御情報工学科
2019 年 52 巻 4 号 p. 27-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Mongeの図法幾何学の第2 章には,複面投影を用いた空間の問題の実用的図式解法の提示・解説に加えて,球への接平面と対応する平面幾何定理が紹介されている.空間問題から平面幾何定理の直観的な見通しが空間問題から得られることを示すとともに,この定理は,対応する3 次元問題が無い方向にも,拡張されている.Mongeは空間問題の図法幾何学の中で,幾何学との関係を意識し,幾何学の発展にも目を向けていたものと推測される.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら