図学研究
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研究論文
岡本太郎《明日の神話》における表現方法について─悲劇と希望の対極主義─
石原 史奈片桐 悠自岡山 理香岩岡 竜夫
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2024 年 58 巻 2 号 p. 30-37

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抄録
 本研究は日本の芸術家である岡本太郎(1911~1996)の造形論であり,原水爆をモチーフとした壁画《明日の神話》(副題:《ヒロシマ,ナガサキ》)(1968~1969)を扱う.岡本は1950年に「対極主義宣言」を提唱して以降,自身の芸術思想として「対極主義」を掲げている.「対極主義」の作品表現を明らかにすべく,《明日の神話》におけるモチーフや色の構成,それらの相互関係についてラインドローイングを用いた分析を行い,原水爆という悲劇に対する岡本の試みを論じる.
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