日本大学国際関係学部国際交流学科
2006 年 40 巻 Supplement1 号 p. 121-126
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文学作品の中にあらわれる、言葉や文章で表現された空間というものを、図学的方法で解明しようとするもので、2005年日本図学会大会で発表した論考に引き続いて研究した。村上春樹の作品から特に第1象限と第2象限の関係でそれらが顕著に表現されている『ダンス・ダンス・ダンス』を例として取りあげて空間表現を考察した。物語の進行として必要な現実界を第1象限とした場合の多様性と、現実界から異界へ移動するときの構造を象限に当てはめて解明した。
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