筑波大学システム情報工学研究科
2007 年 41 巻 Supplement2 号 p. 33-38
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平坦折紙には面の重なり順に閉ループを持つものが存在する.CGで一般的に用いられる多面体モデル表現では, この折りたたみ後の形状を正しく画面に表示することは困難である.本稿では, この問題を解決するための新しいレンダリング手法を提案する.提案手法では面IDバッファを用い, レンダリング後の画素単位で最も上面に位置する面の管理を行う.この方法で得た面IDバッファに基づき, 線画, イラスト調表示および陰影表現を行う手法を提案する.
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