日本医療・病院管理学会誌
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研究資料
入院患者の転倒リスクアセスメントツールの予測精度
──国内データベースを用いた文献検討──
檜山 明子中村 惠子
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2016 年 53 巻 1 号 p. 31-39

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抄録
国内で公表された入院患者の転倒リスクアセスメントツールの予測精度及び評価項目の特徴を分析し,臨床での活用の可能性と課題を検討した。基準を満たした論文に対して,質評価及び,感度,特異度,陽性尤度比,陰性尤度比の算出と評価項目の分類を行った。8論文を分析した結果,感度は0.6-0.76,特異度は0.6-0.91,陽性尤度比は1.89-8.21,陰性尤度比は0.29-0.99の範囲にあり,良好な予測精度であった。入院患者全般に使用する転倒リスクアセスメントツールとしては,2つのツールが病棟で活用できる可能性が示された。転倒リスクアセスメントツールの項目は入院患者の転倒要因を多面的に捉えていたことが明らかになったが,項目表現の明確化による信頼性・妥当性の確保が課題である。
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© 2016 一般社団法人 日本医療・病院管理学会
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