日本医療・病院管理学会誌
Online ISSN : 2185-422X
Print ISSN : 1882-594X
ISSN-L : 1882-594X
最新号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
巻頭言
研究論文
  • 田原 裕希恵, 綿貫 成明, 濱本 洋子
    原稿種別: 研究論文
    2019 年 56 巻 1 号 p. 7-15
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/16
    ジャーナル フリー

    【目的】 離床センサーを使用している入院患者に看護師が行っている転倒予防ケアの実態と,転倒予防ケアの実施の関連要因を明らかにする。
    【方法】 全国の一般病院の看護師を対象に,無記名自記式調査票を用いた郵送調査を行った。調査票では回答者の背景,離床センサーの使用状況や離床センサーを使用している患者への転倒予防ケアの実施度を調査した。本研究は国立国際医療研究センター倫理委員会の承認を得て実施した。
    【結果・考察】 1,304部の有効回答の調査票が回収された。多くの看護師が離床センサーを使用している患者に対し様々な転倒予防ケアを行っていたが,ケアの種類により実施の程度は異なっていた。また,転倒予防対策マニュアルに離床センサー開始・終了基準の記載があること,看護師が転倒転落予防研修を受講することで転倒予防ケアがさらに行われる可能性が示された。

研究資料
  • 大谷 泰史, 福田 治久
    原稿種別: 研究資料
    2019 年 56 巻 1 号 p. 17-27
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/16
    ジャーナル フリー

    【目的】 本研究の目的は,公立病院再編による経営改善効果について定量的に測定し,評価を行うことである。
    【方法】 地方公営企業年鑑において統合前後3年間のデータがある統合病院についてウィルコクソン符号順位検定により統合前後の変化を検証した。評価指標は,医業収支比率,経常収支比率および医師数とした。
    【結果】 解析対象は18病院であった。ウィルコクソン符号順位検定の結果,医業収支比率および経常収支比率ともに有意な改善を認めたが,医師数については,有意に変化していなかった。
    【考察】 本研究から,公立病院再編は,経営の効率化の視点からは,経常収支比率および医業収支比率が改善し,一定の効果があったといえる。一方,医師不足の解消の視点からも,医師数は増加していなかったが,医師1人1日当たり入院患者数および外来患者数は減少していたため,部分的にではあるが効果があったといえる。

feedback
Top