慶應義塾大学薬学部
2017 年 27 巻 2 号 p. 27-31
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医薬品の安全管理においては、患者や薬害被害者の声に耳を傾ける姿勢が重要である。中高生向け薬害教育でも、被害者の直接の講演や対話が効果的であることが確認されている。患者からの副作用報告については正確性に疑問を呈する意見もあるが、適切な収集の仕方で集めた患者からの副作用報告は、貴重な情報源になり、新たな副作用の発見、さらにはその防止に繋がる。収集された患者からの情報は専門家内に留めることなく患者も含めて共有することが重要である。
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