2016 年 47 巻 p. 23-39
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本論考では, 西洋における伝統的な「言論・出版の自由」概念の歴史を概観しつつ, 新しい時代の「出版の倫理」の内実を確定するための予備的考察を行うものである.出版の倫理は「出版の自由」に基礎づけられるべきものであり, その際伝統的な自由概念の「消極的自由」と「積極的自由」の差異に留意しつつ, 現代に即した「出版の自由と倫理」構築への足がかりを提供する.
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