2021 年 51 巻 p. 125-140
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行は,出版産業に深刻な影響を与えた.一方で,電子書籍や電子図書館が注目され,デジタル化が促進要因ともなった.本発表では,はじめに日本の出版産業における現状を紹介し,次に,COVID-19の影響を受けた出版各社の対応,電子書籍・電子図書館の進捗,さらに新たなコンテンツプラットフォームについて考察する.最後に「読書バリアフリー法」が施行された中で,デジタル化が遅れている書籍出版社の課題を検討する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら