2022 年 53 巻 p. 1-24
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本稿では幕末に幕府直轄学校洋学所が出版した洋学係官板について,その誕生背景や特質,及び近代出版に与えた影響について解明することを試みた.幕府は洋学を統制していたが,開国後は一転して活版印刷設備を駆使しつつ洋学所などから洋学系官板を刊行した.この官板と,一般読者を考慮するなど補充的に刊行された「準官板」が,明治初期の,特に教育分野の出版物の雛形となるなど,近代出版物に影響を与えたことを示した.
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