水文・水資源学会研究発表会要旨集
第21回(2008年度)水文・水資源学会総会・研究発表会
セッションID: P-87
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蒸発散
補間関係式を用いた広域実蒸発散量の推定と特徴-岡山県を事例として-
諸泉 利嗣*小村 拓也三浦 健志山本 将也
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抄録
本研究では,Morton(1978)とBrutsaert and Stricker(1979)によって提案された2つの補完関係式,CRAEモデルとAA法を用いて1999年1月~2002年12月の4年間を対象に,岡山県域の広域実蒸発散量を推定し,流域水収支より求めた蒸発散量と比較することでその精度を検証した.さらに,この2つの補完関係式による実蒸発散推定の特徴を整理した.その結果,推定誤差を考慮すると,改良AA法による実蒸発散量は流域水収支から求めた実蒸発散量と値が重なり,ほぼ妥当な推定結果が得られた.CRAEモデルは岡山のような標高の低い地点で蒸発散量が高くなり,上長田といった標高の高い地点で蒸発散量が低くなる傾向があり,その差は300~400 mm/yearも達したが,改良AAモデルでは標高の低い地点の方が蒸発散量は低くなり,CRAEモデルとは反対の傾向となった.
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© 2008 水文・水資源学会
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