水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2014年度研究発表会
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【流出】
日本全域を対象とした貯留関数法のモデルパラメータの一般化
*奥泉 宗一郎中津川 誠臼谷 友秀
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p. 100114-

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抄録
概要:iRICにおける流出解析ソルバーとしてSRM(Storage Routing Model)の開発が進められている.iRICとは河川の流れ,流砂,河床変動を計算するためのインターフェースおよびこれに関連するオープンソースのプログラム群である.SRMには雨量と流量を入力することで,流出計算手法の一つである貯留関数法のモデルパラメータを最適化する機能がある.また,雨量とモデルパラメータを入力する事で,流量計算を行う機能がある.しかしながら,流量データの得られない流域においては,モデルパラメータを最適化することができないため,流出計算の妥当性を検証することが困難である. そこで本研究では,全国的にデータが整備されている表層地質データを抽出し,これよりパラメータを推定することで,日本全国どこでも適応可能な流出計算法を提案する.
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© 2014 水文・水資源学会
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