水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2017年度研究発表会
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【気候変動・地球環境】
d4PDFを使用した将来気候下における荒川流域での洪水リスクの確率的評価
永野 隆士*篠原 瑞生*坪木 和久田中 智大加藤 雅也立川 康人中北 英一
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p. 58-

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抄録
2012年のタイの洪水や2000年に発生した東海豪雨など、近年記録的な規模の自然災害が発生しております。気候変動によって、今後もこのような極端現象の増加が懸念されており、将来の自然災害リスクの変化をより的確に定量評価することは、損害保険会社の経営にとってますます重要な課題となっています。

本研究では、将来気候条件下での降水量予測と降雨後の河川流量を物理的に予測する「河川流量モデル」を用い、将来気候条件下での水災リスクを定量評価する手法を開発します。
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© 2017 水文・水資源学会
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