下流域の人口分布と貯水池の相当雨量に基づく農業用ダムの洪水調節効果の分類

相原 星哉; 吉田 武郎; 皆川 裕樹; 髙田 亜沙里; 久保田 富次郎

doi:10.11520/jshwr.36.0_37

水文・水資源学会／日本水文科学会 2023年度研究発表会

セッションID: OP-9-05

DOI https://doi.org/10.11520/jshwr.36.0_37

会議情報

主催: 水文・水資源学会／日本水文科学会

会議名: 水文・水資源学会／日本水文科学会 2023年度研究発表会

開催地: 長崎

開催日: 2023/09/03 - 2023/09/06

口頭発表(一般セッション)

下流域の人口分布と貯水池の相当雨量に基づく農業用ダムの洪水調節効果の分類

*相原星哉, 吉田武郎, 皆川裕樹, 髙田亜沙里, 久保田富次郎

著者情報

キーワード: 農業用ダム, 事前放流, 流域治水

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抄録

洪水調節運用時に貯水池に確保する容量の相当雨量，ダム集水面積比が0.1以上の範囲の下流域の総人口および人口の流程分布に基づき，農業用ダムの洪水調節効果を分類した．その結果，例えば相当雨量80mmおよび人口5000人の閾値により，ダム下流域の居住地域に対する洪水調節効果が高い農業用ダムを分類できた．各ダムの分類および人口の流程分布を考慮して，洪水調節機能の強化を図ることで，居住地域に対する農業用ダムの治水貢献度を向上できると考えられる．

責任著者(Corresponding author)

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