山口大学大学院理工学研究科
北海道大学大学院情報科学研究科
2011 年 21 巻 3 号 p. 197-209
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Pontryaginは最適制御問題を正準方程式として定式化したが,正準方程式は解析力学の枠組みで捉えられる.近年,最適制御系に正準量子化を施し量子力学系として定式化する手法が提案された.本稿では,無限時間最適レギュレータ問題の正準量子化手法で得られる特殊解が最適レギュレータの解に収束する条件について検討し,正準量子化手法が非線形最適レギュレータ問題の有用な近似解法を導く可能性について言及する.
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