長岡技術科学大学機械系
中央大学理工学部都市環境学科
2011 年 21 巻 3 号 p. 221-240
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本稿では,鉄筋を電磁誘導法で加熱したときのコンクリート表面温度の時間履歴を計測し,理論モデルと計測値の誤差が最小となるように鉄筋腐食形状を推定する問題を定式化した.設計変数には鉄筋腐食部分の表面座標を選び,その変動に対する評価関数の勾配を随伴変数法で計算した.本研究では,計測点の設定点数を1点にして,鉄筋腐食形状が円筒形であると仮定し,熱的物性値に補正を加えた結果,推定が可能となる結果を得た.
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