大阪工業大学情報科学部情報システム学科
2015 年 25 巻 1 号 p. 1-19
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議員定数配分問題を論じるとき,Webster方式は常に議論の中心となってきた.また,配分方式の評価基準として,偏りは極めて重要な要素となっている.このことから,Webster方式の偏りを正確に求めることは十分意義がある.最初に,本論文では,配分方式の偏りを測る尺度を提案する.尺度の妥当性を示すために,情報理論を用いた.州の数を固定して,議席総数の関数としてWebster方式の偏りを表現した.
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