早稲田大学
東洋大学
2016 年 26 巻 3 号 p. 307-317
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概要.本論文では,鉄道における余裕時分配分の最適化問題を考える.Vekas et al. らは駅や駅間の停車や走行に余裕時分と呼ばれる時間を設定し,遅延に対して頑健な列車ダイヤを生成する確率計画モデルを示した.本論文では,余裕時分に制限を与えたモデルを示し,L-shaped 法による解法を与える.また本モデルにより遅延が発生する確率が減少することを示す.
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