流通経済大学
大阪教育大学
2017 年 27 巻 2 号 p. 216-238
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概要. 聴性脳幹反応(ABR)は,他覚的聴力検査の重要な指標の一つであり,音刺激後 10 ミリ秒で得られる誘発脳波を 2000 回程度加算して得られる.本稿では加算過程の波形に離散定常ウェーブレット解析を適用することにより,ABR 速波成分は 10 回程度の加算で得られることを示す.また,蔵本モデルを適用することにより,ABR 緩徐波成分が自発脳波と同期して得られることを報告する.
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