自律神経
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シンポジウム2
睡眠呼吸障害と循環器疾患の関連における自律神経の影響
石綿 清樹設楽 準葛西 隆敏
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2019 年 56 巻 4 号 p. 216-220

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抄録

睡眠呼吸障害(SDB)と循環器疾患は密接な関連がある.関連のメカニズムとして閉塞性無呼吸中の吸気努力による胸腔内高度陰圧化による心拍出量の低下,一過性低酸素を繰り返すことによる酸化ストレスと炎症反応亢進に加え,交感神経活性の亢進が知られる.SDBにおける交感神経活性の亢進は無呼吸に伴う低酸素血症・高二酸化炭素血症,心拍出量低下,肺伸展受容体刺激の消失による機序,中途覚醒などが挙げられる.交感神経活動の亢進は睡眠中のみならず覚醒時においても持ち越されることも知られ交感神経刺激が過剰による直接的心筋障害,血圧・心拍数の上昇による心負荷増大,不整脈の誘発などを介し,循環器疾患の発症や増悪に関与する.

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© 2019 日本自律神経学会
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