東京海洋大学
元北海道大学
2024 年 34 巻 4 号 p. 131-173
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概要. 海洋波の時系列データのパワースペクトル密度関数を推定する場合,パワースペクトル密度関数のグラフが理論的には単峰性であるのに対して,推定結果のグラフが多峰性となる場合がある.この現象はline splittingと呼ばれるが,これまで決定的な対処策は存在しなかったので,対処策を提案する.本研究では,数値シミュレーションによる検証だけでなく,実際に計測した海洋波の時系列データを用いた検証も行った.
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