抄録
原著は,要約,目的,対象と方法,結果,考察,結論,参考文献,表,図説明文,図から構成される。書き上げる順序は,まず「方法」を書き,次いで「図表」を作りながら「結果」をまとめる。その後,「考察」を仕上げ,「目的」をまとめる。「方法」の中で結果を述べてはならない。結果を容易に理解させるために必要な図表は,投稿雑誌に合わせて作成する。図には適切な「説明文」,表には適切な「表題」が必要であり,これらは図表そのものより重要である。「考察」では,得られた結果を考察するべきであり,一般論を述べてはいけない。また,得られた結果からの過剰な推測は慎むべきである。「目的」は論文全体の構想がまとまった後の方が仕上げやすい。「文献」はよく読んでから正しく引用する。「要約」はそれ自体独立したもので,目的,対象と方法,結果,結論と構造的に分けてまとめる。論文作成の際は,雑誌の投稿規定を細かく読むべきである。