2025 年 32 巻 論文ID: 32_R41
【緒言】国内外に複数の診療ガイドラインのアプリケーション(アプリ)が存在するが,利用者層を解析した報告はない。日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG)2024のアプリの利用者層を分析し,普及のための課題を明らかにするために調査を実施した。【方法】2024年7月23日から12月31日までの期間のアプリ初回起動時の利用者アンケートを用いて解析を行った。【結果】期間内の新規ダウンロード数は7501件,アンケート回答件数は784 件であった。年齢は30代(34%),40代(25%)が,職種は医師(59%),看護師(22%)が,医師の診療科は内科(28%),救急科(23%)が,職業経験年数は10~19年(29%),20年以上(28%)が多かった。J-SSCG2020アプリを「知っていた」は30%,「使っていた」は18%,J-SSCG2024 アプリを知るきっかけはsocial networking service(SNS)が最多(34%)であった。【結語】J-SSCG2024アプリは多くの職種や診療科で利用され,SNSを通じてアプリを知った利用者が多かった。