情報通信学会誌
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論説
ASEANでの共同研究の動向
池末 成明
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2017 年 35 巻 2 号 p. 45-52

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抄録

情報通信の共同研究について、東南アジア諸国連合(Association of South‐East Asian Nations, ASEAN)では

• 既得権益や規制が弱く低コスト短期間で実証実験が可能である。

• 研究者は研究と製品化や製品と市場のデスバレーの橋渡しをしている。

• 研究者はクリステンセンの破壊的革新のプロセスを踏み、市場を開発している。

• 3 か国以上3 研究機関以上で運用するバーチャルラボによる共同研究がASEAN で始まっている。

• 中国や欧米のASEAN での共同研究の現状を把握することが必須である。

• ASEAN の研究活動に関連するナレッジをワンストップで提供できることが求められている。

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