抄録
サブサハラアフリカにおいては,コメの増産が課題である.コメを安定的に生産するためには水利施設の維持が必要であるが,現地の多くの水路は土水路であり機能が低下している.このため初期投資が少ない水路の保護対策が必要である.本報文では,現地で容易に入手できるラテライトを含む土壌を用い,水路を保護することを検討した.ラテライトを含む土壌は,単独でブロックを製作しても水に入れるとすぐに崩れる.このため,水に対する耐侵食性を向上させるための対策を検討し,その対策が有効であるか検討した.この結果,貝殻やパーム花托の灰を混ぜる,焼結処理を行う,オイルを練り混ぜる,ことにより耐侵食性が向上することがわかった.