農業土木学会論文集
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フォールコーンテストによる粘土の液性・塑性両限界の決定
甲本 達也
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1990 年 1990 巻 146 号 p. 95-100,a2

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抄録

粘土の液性・塑性両限界決定のためのフォールコーンテストの適用性について検討した。テストは種々の粘土について, 60°, 0.6Nコーンおよび直径100mm, 深さ50mmの容器を用いて行った。テストによれば, いずれの粘土の場合も貫入量~含水比関係は幅広い含水比の範囲においては両対数紙上で直線で表されることがわかった。この貫入量~含水比直線関係を用い, 貫入量が12.0mmおよび1.3mmに対する含水比を読取ると, それらはカサグランデ法による液性限界および塑性限界に相当することが明らかとなった。

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