農業土木学会論文集
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武蔵野台地関東ローム層の深さ方向に発達している管状孔隙群について
成岡 市駒村 正治
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2000 年 2000 巻 208 号 p. 523-529,a2

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抄録
東京北部・西南部の武蔵野台地における関東ローム層 (上位から立川層, 武蔵野層, 下末吉層) の中に発達・伸展している管状孔隙群について, 深さ方向の分布と状態を基本的物理性および軟X線影像によつて分析し, 関東ローム層の生成年代が新しい層から古い層に向けて,(1) 乾燥密度が増加,(2) 飽和透水係数が減少,(3) 粗間隙が減少,(4) 管状孔隙群の形態が変化, などの傾向があることを明らかにした。
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© 社団法人 農業農村工学会
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