情報知識学会誌
Online ISSN : 1881-7661
Print ISSN : 0917-1436
ISSN-L : 0917-1436
17回(2010年度)研究報告会論文集
学術俯瞰、特許俯瞰による商業化可能な技術要素の早期発見
柴田 尚樹梶川 裕矢坂田 一郎
著者情報
ジャーナル フリー

2010 年 20 巻 2 号 p. 171-176

詳細
抄録

二次電池のケーススタディを通して、学術俯瞰、特許俯瞰を通して、商業化可能な技術要素の早期発見を行う方法論を提案する。学術論文は基礎的、特許は応用的になる傾向があった。学術論文と特許それぞれの主要5領域が扱うトピックを比較すると、リチウム二次電池と電解質に関する2組の対応関係が見られ、トピックスの内容や平均出版年から学術論文と特許の差分を抽出した。その結果、商業化の可能性がある領域が発見された。

著者関連情報
© 2010 情報知識学会
前の記事 次の記事
feedback
Top