帝京科学大学医療科学部
筑波大学名誉教授
2015 年 25 巻 2 号 p. 186-193
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本稿の著者は,病棟の看護師の必要労働時間推定シミュレーションを研究し,その成果を論文として発表してきた.本稿では,病棟の看護師の労働形態の特徴,労働時間数の分析を行う意義,必要労働時間の概念を述べた.次いで,必要労働時間推定シミュレーションの方法,同シミュレーションを用いた労働時間の分析結果の例,労働過重となっている例を示した.さらに,同シミュレーション法は,労働過重の改善案を評価できることも示し,同方法が有用であると結論した.
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