情報知識学会誌
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特集 第20回情報知識学フォーラム 「地域情報学における知識情報基盤の構築と活用」
場所による知識の集積と統合;空間情報科学研究センターの取組
柴崎 亮介
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2015 年 25 巻 4 号 p. 299-302

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抄録

 空間情報科学は一般的な情報科学とは異なりデータ駆動型のサイエンス,あるいはテクノロジーという色彩が強い.つまりデータ無しにはなかなか研究が進まない.そのため,東京大学・空間情報科学研究センターは,より地図、地域統計、様々な位置情報など研究利用できるデータを集め、提供するという活動を行ってきた.それらから得られた研究成果がさらに研究を進展させる基盤となるように、研究成果に限らず地図上に展開された様々な情報や知識を、地図を媒介に整理・統合し、あるいは新たな知識獲得を支援する参照データとして提供するなどの活動を行っている.本稿はこれらについて紹介する.

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