情報知識学会誌
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困窮者の重層的支援のための LLMと知識グラフを用いた地域協働支援システムの試作
白松 俊, 坂井 裕, 小野地 光弘, 織田 元樹
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2026 年 36 巻 2 号 p. 263-268

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抄録

 本稿では, NPO等による生活困窮者の重層的支援体制構築のための 2つの AI支援システム(暗黙知を知識グラフとして蓄積する AskHowと,複数団体の連携案を提案する助け合いマッチング助手)の評価実験と統合設計を報告する. 2026年 1月に開催した体験会では 7件法で 6点以上の高評価率が AskHow 53.8%,マッチング助手 62.1%を達成し,知識グラフは +66%成長した.種別内訳では Action(行動)が最多であり,参加者が実践的なノウハウを重視していることが示された.これらの知見に基づき,具体的な行動( Action)を中核に据え,団体のビジョン・リソース・ニーズを構造化してマッチング根拠を明示するとともに,連携デザインパターンによる発想支援を組み込んだ統合オントロジーを設計した.

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