Reproductive Immunology and Biology
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総説
受精のメカニズムに関する研究—これまでとこれから
岡部 勝
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2013 年 28 巻 p. 1-18

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抄録
不妊の診断や治療には受精のメカニズムを知ることが大切です。遺伝子操作により特定の遺伝子を欠損した動物を作ることができるようになり,それ以前の研究で重要とされてきた精子・卵子の相互認識に関する因子群が実は必須の要素ではないことが明らかになってきました。これが意味するのは試験管内で「体外受精のメカニズム」を検討しても,なかなか受精の真実にはたどりつけないということではないでしょうか? 受精研究の過去を振り返りながら,異論・反論を恐れずに,今後の研究の方向について述べてみたいとおもいます。
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© 2013 日本生殖免疫学会
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