インターンシップへの参加・不参加の理由を把握するため、大学3年生にアンケート調査を実施した。参加する理由は、「興味のある業界を知りたい」「働くことを体験したい」「自分の役に立ちそう」「就職活動の準備になる」が上位となった。参加しない理由は、「学業の予定があり余裕がない」「部活・サークル・アルバイトで忙しい」「どこに参加したらいいかわからない」が多かった。参加を阻害する要因として、①就職活動、②お金、③気持ち、④公務員というキーワードが見えてくる。インターンシップの量的拡大のためには、学期中や短期のものなど多様なインターンシップ実現や、意識の低い学生にも対応した教育プログラムの開発とコーディネートができる専門人材の育成が求められる。