日本陸水学会 講演要旨集
日本陸水学会第69回大会 新潟大会
セッションID: P17
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中央カリマンタンの熱帯酸性湖沼における水中根圏生物群集(interrhizon)について(予報)
*上西 実大高 明史Wulandari LindaYulintine LiwatGumiri Sulmin福原 晴夫
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抄録
インドネシアのカリマンタン島南部の泥炭湿地を流れるカハヤン川流域にはいくつもの三日月湖が存在する.いずれの湖も季節的に水位が大きく変動し,湖水は強い酸性で溶存酸素濃度が低いという特徴を持つ.これらの三日月湖では沈水植物はほとんど見られないが,抽水植物や浮葉植物などは沿岸部に発達し,浮漂植物も豊富である. Heckman(1984)は,南米のパンタナルにおける研究から,浮標植物の根圏を生活の場としている生物群集を interrhizon (水中根圏生物群集)と定義し,生物多様性や食物連鎖における重要性を指摘している.本研究では,カリマンタン島中央部の Palangkaraya周辺の三日月湖で,interrhizonを構成する水生生物群集について予備的な調査を行ったので報告する.
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© 2005 日本陸水学会
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