日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
第6回日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集/第14回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
セッションID: S1-3
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網膜色素変性
日本網膜色素変性協会の活動紹介
*園 順一
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抄録

「日本網膜色素変性症協会(Japanese Retinitis Pigmentosa Society:略称JRPS)」について紹介する。
JRPSは、網膜色素変性(RP)の治療法の確立と患者の自立を目指して、1994年5月に設立された。国際網膜協会(Retina International)の正加盟協会として約40ヶ国の網膜色素変性症協会と共に活動している。協会はRP患者・学術研究者・支援者の三位一体となって、それぞれの立場からRPとうまくつき合っていくために力を出し合い、治療法研究の助成、各地での医療相談会・交流会、会報の発行などを行っている。
治療法研究については、1件当たり100万円の助成金を毎年2件授与している。また、昨年度よりロービジョン奨励金制度を創設し、ロービジョンの普及推進と充実を目的にその研究・研修事業などに対して、総額100万円(1件当たり10万円、20万円の2種類)の授与も行なっている。
一方、各支部においては、福祉機器の展示会や、各種相談・指導会などを開催し、情報の普及・生活の質の向上にも力を入れている。
現在会員数は約4000名、全国に約30の支部と連絡会がある。
URL:http://www.jrps.org/ E-maol:info@jrps.org

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© 2005 日本ロービジョン学会・日本視覚障害リハビリテーション協会
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