日本レーザー医学会誌
Online ISSN : 1881-1639
Print ISSN : 0288-6200
ISSN-L : 0288-6200
総説
肺癌治療における蛍光イメージングの応用と将来展望
芳川 豊史
著者情報
ジャーナル フリー HTML

2023 年 43 巻 4 号 p. 302-307

詳細
抄録

放射線画像の進歩とともに微小な肺結節がますます検出されるようになり,手術の低侵襲化とともに,胸腔鏡下手術の時代となった.さらに,微小結節の同定や区域切除にインドシアニングリーン(indocyanine green: ICG)などの蛍光色素が用いられている.そこで,今回,呼吸器外科手術の中心となる肺がん治療における蛍光イメージングについて,近年臨床応用が広まっているICGの利用を中心に概説する.

著者関連情報
© 2023 特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top