昭和大学医学部外科学教室
昭和大学医学部第一内科学教室
1988 年 48 巻 4 号 p. 519-526
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解離性大動脈瘤の術前診断においては解離の状況や部位, 範囲を立体的に把握しておくことが手術方針を決定するうえで重要である.X線CTは広く普及しているが横断面の画像しか得られず, 大動脈弓部付近の診断が容易ではない.本症例は弓部から下行大動脈へ続く巨大な解離性大動脈瘤であり, DSAやX線CTに加えて多方向からの縦断面像を撮影できるNMR-CTを併用したことが術前診断に有効であった.
昭和学士会雑誌
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