昭和大学医学部第3学年
昭和大学医学部第二解剖学教室
2005 年 65 巻 3 号 p. 254-258
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2003年度昭和大学医学部解剖学実習において腹腔動脈と上腸間膜動脈の分岐様式がAdachi (1928) のType VIに属する例が見られた.本例は88歳女性, 死因は肝硬変であった.腹腔動脈と上腸間膜動脈の分岐様式は左胃動脈, 脾動脈が共同幹を形成し, 胃脾動脈幹をなしていた.肝動脈は上腸間膜動脈より分岐して, 門脈の背側を走行していた.また下横隔動脈が胃脾動脈幹から分岐していた.
昭和学士会雑誌
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