東京医科歯科大学医用器材研究所
1988 年 2 巻 3 号 p. 185-191
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本稿では, プローブを体表に固定することにより無侵襲に組織温が計測できる深部体温計の原理を解説し, それによる前額深部温が中核温の性質を示すこと, さらに, 前額-足底深部温が解離すれば血行動態に注意を要し, 両深部温の変動が血行動態のモニタになりうることを示した. また, 意識のない患者で, 頭部表面冷却によって前額深部温が低下し足底深部温より2℃以上逆転する場合には, 脳死と診断できることを示した.
医用電子と生体工学
生体医工学
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