廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第20回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A9-5
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A9 収集運搬/安全対策
安全設計評価手法SADの高度化とSADアプリケーションの開発
*伊原 克将古市 直斗切川 卓也小野田 弘士永田 勝也
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抄録
廃棄物処理・リサイクル関連施設において事故が頻発している。投入されてくる廃棄物の性状の変化及びリサイクルの要請が増す中で、設計メーカ等には安全かつ安定して運転が可能な施設設計が求められている。そこで、有識者の技術を定量的に整理するとともに、過去に発生した事故やトラブル事例を有効に活用することで、安全かつ経済的な設計の評価を可能とする安全設計解析手法SAD(Safety design analysis with database)を開発している。本稿ではSADの高度化を図るとともに、普及を目指し開発したソフトウェアについて示す。SADアプリケーションは事故・トラブル・ヒヤリハット事例データベースおよび別途構築している安全向上策データベースを参照して、安全性評価対象の技術の評価から安全向上策の検討までを自動的に行うことができるものである。
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© 2009 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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