主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
スチール缶リサイクル協会とダイナックス都市環境研究所は、容器包装リサイクルにおける「民間主体回収の可能性」に着目して調査・研究を行ってきており2011年度からスーパーの店頭回収について調査してきた。店頭回収は容器包装の回収ルートとして重要な役割を果たしている反面、持続性のある社会システムとして普及を図っていくためには自治体との連携協働が課題であることが明らかとなった。店頭回収の実態をより詳しく分析するために、全国のスーパーにアンケート調査を実施するとともに、自治体に対しても店頭回収に対する施策やスーパーとの協働についてのアンケート調査を実施し、先進事例について現地調査を行った。 また、名古屋市と豊橋市の消費者を対象に実施した「容器包装店頭回収に関するアンケート調査」によって、消費者の店頭回収の利用状況を把握した。これらの調査結果に基いて、店頭回収に関する実態と課題をまとめた。