抄録
京都府精華町のマイボトル普及キャンペーン後に実施した調査データを分析した結果、全戸配布した折込チラシの住民への認知度、及びマイボトルの利用実態について、以下のような結果が得られた。1) 今回の調査において、精華町民の回答者のマイボトル普及キャンペーンの認知割合は30%程度であった。また広報誌とともに全戸配布した折込チラシを見た人は10%程度であった。2) 今回の調査では、主にペットボトル等に入った飲料を移し替えている人は2割強、茶葉等から入れた飲料をマイボトルに入れている人が5割、マイボトルを利用していない人は2割程度となった。3) 20代以上では、年齢が高い方が容器から移し替える人が多く、茶葉等から入れる人が少ない傾向が見られた。