当社は、2018~2020年度に中小規模一般廃棄物処理施設を対象にエネルギー回収、CO2の削減を目的とした環境省委託事業にて、炭化燃料化施設の普及を目指し、バーナの開発と利用先での実証試験により炭化燃料の利用先の拡大に取組んだ。第1報では、炭化燃料化施設において製造された炭化燃料が瀝青炭と同等の性状であること、炭化燃料を利用するにあたり噴霧試験、解析検討したことを報告した。第2報では、ごみ焼却施設やアスファルトプラント等で利用可能なバーナを開発し、解析結果と燃焼試験結果の比較より、解析手法の妥当性と良好な燃焼が確認できたことを報告した。本稿では、アスファルトプラントで重油の代替燃料として炭化燃料が使用可能であること、および炭化燃料を利用して製造したアスファルト合材で舗装耐久性試験を行い規格と品質、耐久性を満たしたことから、炭化燃料の利用先拡大が可能であることを確認できたので報告する。