廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第33回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: C1-1-O
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C1 容器包装およびプラスチック(1)
食品の直接廃棄に伴う容器包装プラスチックの樹脂別組成について
*小泉 裕靖寺嶋 有史辰市 祐久長谷川 明良
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抄録

日本では、廃プラ総排出量900万tのうち、容器包装関連が400万tを占めていることから、その対策は急務となっており、国はプラスチック資源循環戦略の中で、2030年までにone-wayプラを累積25%減などの目標を示している。プラスチックは軽量で破損しにくく、加工や着色が容易であり、水分や酸素を通しにくいため保存性に優れていることから、食品産業で幅広く活用されている。また、近年のコロナ禍において、テイクアウト需要の高まりもあり、今後は、更に多用されることが見込まれ、これに伴い、食品廃棄時にも大量に排出されることが危惧されている。以上のことから、本調査では、現在、排出実態が分かっていない食品廃棄に伴って排出される容器包装プラスチックを対象として、その樹脂別組成の把握を行うことを目的とした。

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© 2022 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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