廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第33回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A4-6-P
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A4 住民意識・環境教育
ごみ分別アプリの活用動向に関する調査
*湯川 力橋本 征二
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抄録

家庭のごみ出しにおいては、ごみ収集日の確認ミスやごみの出し忘れなど様々な課題があり、近年多くの自治体において、ごみ分別アプリが導入されるようになっている。本研究では、現状のごみ分別アプリにおいて提供されている機能を調査するとともに、どのような機能が便利でよく用いられ、また、一般市民に必要とされているかなどを明らかにした。特に、2020 年度に行った調査結果 と 2021 年度に行った調査結果を比較し、各種機能の提供状況、利用者の利用傾向に変化があるか等を検討した。web調査の結果、「月別カレンダー機能」「ごみ分別辞典機能」等は、多くの自治体で登載されていることが分かった。2020年の調査と比較すると、これらの機能は採用率が高いまま維持されていた。アンケート調査の結果、2カ年の調査のいずれでも、「ごみの出し方一覧機能」が最も頻繁に使われ、便利だと思われていることが示唆された。

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© 2022 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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