廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A3-7-P
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A3 物質フロー分析・性状分析
農業系廃プラスチックの排出実態と排出量予測に関する研究
*森 勇輔関戸 知雄土手 裕
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抄録

本研究は、農業用廃プラ組成や排出実態を明らかにし、各種データから排出量や種類を推定するモデルの構築を目標とした。宮崎県を事例とし、構築したモデルを実際の廃プラ排出量と比較することで、その精度の検証を行った。廃プラの排出実態調査より、農薬容器や肥料袋の排出実態を明らかにした。得られた農業用廃プラスチック種類ごとの排出原単位を用いて、廃プラスチック排出量推定モデルを作成した。児湯3町が求めている廃プラの排出量の実績値と推定値を比較したところ、農ビは約0.92倍、農ポリは、約1.7倍差がみられたが、おおむね廃プラ排出量の傾向を把握することはできた。

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© 2024 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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