主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 35
開催地: つくば国際会議場
開催日: 2024/09/09 - 2024/09/11
昨今の脱炭素化の流れの中で、脱プラスチックの影響によりこれまでプラスチック製だったものから紙製のものへと切り替わることが想定される。このことにより、雑がみとなる古紙の発生量が増加や今後古紙がさらに複雑化する可能性があるため、古紙再生促進に向けて消費者が分別しやすいよう雑がみ回収品目や名称、回収方法等の検討を進める必要がある。
本調査では、公益財団法人古紙再生促進センターが2024年に創立50年を迎えるにあたり、「紙リサイクル中長期的課題への取り組み」と題して古紙再生促進センター及びダイナックス都市環境研究所にて紙リサイクルに関わるステークホルダーである古紙問屋や回収業者、製紙メーカー、自治体、消費者等へヒアリングやアンケート調査を行い、次の半世紀に向けて何を目指すべきなのか、中長期ビジョン策定に向けた課題の整理を行った。