廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A6-5-O
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A6 食品ロス
「賞味期限をどのくらい過ぎていても大丈夫?」市民意識調査
*渡辺 浩平先山 厚子
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抄録

東京都小平市と帝京大学において、さまざまな食品について賞味期限をどのくらい過ぎても食べることを考慮するか、質問票調査を行なった。長期保存可能な缶詰であっても15%以上の回答者が賞味期限後は食べない、過ぎたとしても2,3日までという回答が帝京大生で65%、小平市で30%弱であった。60歳代を中心とする小平市の回答者に対して、帝京大学生のほうが圧倒的に賞味期限以降で考慮する期間が短かった。

 大学生の回答では菓子パンやスナック菓子など接する機会の多い食品で賞味期限後考慮期間が比較的長く、卵や瓶詰めなど自ら判断する機会が少ないと思われるもので期間が短い傾向が見られた。

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