流通研究
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品揃え形成概念の再検討
高嶋 克義
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1999 年 2 巻 1 号 p. 1-13

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抄録

品揃え形成および品揃え物の概念は流通論やマーケティング論において中核的な概念とされてきたが、その理論のほとんどは効率性のような経済的局面で広さと深さという2つの基準をベースに考えるものであった。それに対し現実の市場条件や企業行動に対応した品揃え形成の理論展開で必要とされるのは、個々の企業が主観的に形成する多様なミクロ的品揃え物の概念である。本研究ではこのミクロ的品揃え物が多様化する条件を考察するとともに、この新しい品揃え形成概念の理論的意味を提示するものである。

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