M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: OS0618
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OS0618 結晶性高分子材料の力学的特性に及ぼす結晶状態の影響(OS06-04 力学特性の発現機構,OS06 微視構造を有する材料の変形と破壊(2))
坂井 建宣中曽根 祐司
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抄録
結晶性高分子であるポリアセタールの結晶状態(結晶化度など)を変化させて、引張試験および硬さ試験等を行い、力学的特性に及ぼす結晶状態の影響を調べた。そのため、まず、示差走査熱量測定(DSC)から求めた供試材の融点および結晶化温度に基づいて、供試材に熱処理を施し、結晶化度を変化させた供試材を作製した。次に、引張試験を行い、結晶化処理を施した材料と受入材の引張挙動の相違を調べた。また、予ひずみを与えた材料について硬さ試験を行い、硬さに及ぼす予ひずみの影響を調べ、結晶化度の変化が結晶性高分子材料の引張強度特性に及ぼす影響を明らかにした。
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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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